この記事を読むとコレがわかる!
※最後のまとめを見るだけで充分内容は分かります!
- 目標をたてるメリット
- おちいりやすい失敗例
- 失敗しない目標設定の方法
学校では勉強の目標、部活の目標など…
会社では部署・チーム・個人の目標、新しい挑戦をするときの目標など…
恋愛や遊びなどの何気ない日常のなかでさえも『目標』を意識して行動するとワンランク上の成果を得ることができます。
なぜ目標をたてるの?目標設定のメリット5つ
目標設定するメリットを重要な順に並べました。
- ① 継続力up(モチベーションup)
- 目標の達成においてもっとも重要。
なぜなら、行動が続かない事が原因で失敗するケースがほとんどだからです。
- ② 行動力up
- 行動しないからには何も始まりません。
「”明日やろう”は馬鹿野郎」とはよくいったものです。
- ③ 効率up
- ムダなく行動できればサクサクと課題をクリアしていくことが可能です。
時間経過でモチベーションが下がることも防げます。
- ④ 自信がつく
- 自信をもってブレることなく課題に取り組むことが出来ます。
また、単純なことですが、目標を達成すると実績として自信がつきます。
- ⑤ 正しい評価が可能
- 目標達成が成功・失敗したとき、その過程をしっかり評価・分析することが出来ます。
結果がどうであれ、次の行動へいかせる”気づき”へつながります。
ほとんどの人がおちいる失敗とは
目標を達成できずに失敗する多くの原因は
そもそも目標設定のしかたが間違っているという事にあります。
意外とこの事をしっかり認識している人は少ないです。
失敗した原因は何か?これを考えるとき、多くの人は目標を設定した後の行動ばかりに目を向けてしまいます。
パターン① 目標が抽象的
これが大半の失敗となる原因です。
下の目標例をご覧ください。
- サッカーの大会で優勝する。
- 〇〇大学に合格する。
- ✕✕さんと付き合う。
- 売り上げを去年より増加させる。
いかかでしょうか。
パッと見ると目標らしいことが書かれていますが、どれも抽象的でほんやりとしています。
このまま目標に向かって進んでしまうと、
- 何から始めれば良いのか。
- 次に何をすれば良いのか。
- 今やっていることは正しいのか。
- あとどれだけの作業が必要なのか。
これらが分からなくなります。
目標達成までの進行を遅らせるだけでなく、自信を失ったり、モチベーションが低下したり、目標からそれる行動につながってしまいます。
パターン② 目標のレベルが正しくない
よくあるのがレベルの高すぎる目標を設定してしまうことです。
達成するぞ!という意気込みは良いかもしれませんが、実際に取り組んだ時にどうでしょう?
現実的に突破が難しい壁を目の前にがんばり続けられるでしょうか。
続けられたとしても精神的に疲弊してしまい、途中でスタミナ切れをおこしてしまう可能性が高くなります。
反対に目標のレベルが低すぎる時には何が起こるでしょうか?
→何もおこりません。。。
特に努力もしないで達成できる目標なら価値は知れたものでしょう。
何も起こらないという事は周囲から置き去りにされているという事になります。
パターン③ 目標をいくつも並行してたててしまう
慣れてくれば問題ありませんが、最初のうちは段階的に目標をクリアしていくのが無難。
あれもこれもやらなきゃ!と同時に色々なものに手をつけないよう注意です。当人は頑張っているつもりでも、取り組み1つ1つを見ると注ぐ力は薄まってしまいます。
特に男性は並行して物事を進める事が得意ではない傾向があるので注意が必要です。
補足:”目的”と”目標”のちがい
目標と目的は似ているようで実はちゃんと使い分けがあります。
- 目的:最終的に達成したい内容。
- 目標:目的を達成するための具体的な指標(=中間ポイント)
この記事では「目標」を使うほうが感覚的にしっくりくるかと思い、あえて「目的」ではなく「目標」を使っています。
差をつける目標設定の方法【具体例】
パターン① 目標が抽象的→『具体化』
このポイントさえおさえてしまえばクリアも同然です!
目標が具体的になってこそ、目標設定のメリットがいきてきます。
具体化していくポイントは2つあります。
・『数字』を使って具体化!
主に期限や得点、量を明確にします。また、客観的な指標なので評価がしやすくなるメリットもあります。
・『5W1H』を使って具体化!
だれが、いつ、どこで、なにを、なぜ、どのようにを意識することでより具体的になります。
パターン② 目標のレベルが正しくない→『自己分析』
「身の丈をわきまえる」という言葉があるように、
見栄を張らず、背伸びせず、ありのままの自分を認識することが重要です。
自己分析の方法についてはコチラ
孫氏の兵法に『敵を知り己を知れば百戦危うからず』とあります。敵の事は調べつくしても、本当の自分を知っていないと思わぬところで失敗する事があります。この記事では、自分を知ることの重要性とそのメリットについて紹介します。下に示し[…]
全力の120%くらいで達成できるかな・・・?
と思うくらいのレベルがちょうど良かったりします。
パターン③ 目標を並立してしまう→『順番にクリア』
目標を達成するうえで最も重要な要素は何かを考え、1つ1つ段階をおって着実に課題をつぶしていきましょう。
目標の構文を工夫するのがオススメです。
例えば…
目標【大】のために目標【小】して目標【中】する!
というような形です。
次に上記の構文を使って具体的な目標の改善例をあげていきます。
目標設定の改善【具体例4つ】
- サッカーの大会で優勝する。
- 〇〇大学に合格する。
- ✕✕さんと付き合う。
- 売り上げを去年より増加させる。
- サッカーの大会で優勝する。
→大会で優勝するために、週に3回はディフェンス練習を1時間と走り込みを5セットは取入れ、練習試合の平均失点を1点以下におさえる。 - ○○大学に合格する。
→〇〇大学に合格するために、3か月後までに英語と数学の問題集を3周して英語と数学の全国偏差値を60まで上げる。 - ✕✕さんと付き合う。
→✕✕さんと付き合うために、1週間で25キロのランニングを実行して、1か月後の~日までに体重を60キロまで減量させる - 売り上げを去年より増加させる。
→売り上げを去年の5%増加させるために、相談会を月3回開催して顧客と接触する機会を増やして、営業1人あたり新規の顧客を10人は獲得する。
いかがでしょうか。
一気に目標が細かくなりましたよね。
ゴチャゴチャしているように見えますが、具体的にどこへ力を注げばいいのかがハッキリしました。
まとめ
どのように目標を設定すればいいのか?
目標は必ず数字や5W1Hを入れて『具体的』にする。
期待できるメリット
- 継続力・行動力・効率アップ
→やるべき事が明確になっているため。
- 自信がつく
→目標達成に向け、余計な考えが無くなる。
また、目標達成した時にたしかな成功体験となる。
- 正しい評価ができる
→挑戦してきた内容を具体的に振り返ることできるため。
また、数字で示した項目は客観的な成果物となる。